2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
したがって、生産性、効率が高くコストも安い、さらに、エネルギー消費も少なく保安成績もよろしいということになって、唯一制約になりますのは環境でありまして、景観の問題、騒音、粉じんの問題などがあります。
したがって、生産性、効率が高くコストも安い、さらに、エネルギー消費も少なく保安成績もよろしいということになって、唯一制約になりますのは環境でありまして、景観の問題、騒音、粉じんの問題などがあります。
三井石炭の保安成績は近年向上の一途をたどり、特に三池におきましては、昭和五十六年暦年でありますが、百万人当たり災害率七一・二、昭和五十七年六〇・八、昭和五十八年四八・五、この年、有明鉱だけで申しますと三六・一と、従来に比べて驚異的な好成績を上げてまいったわけであります。
最近の保安成績について述べさせていただきます。 死亡災害は四十八年から二けた台の成績となり、五十一年は先ほど委員長が申されましたように死亡者は二十九名、重大災害はゼロとなりましたが、昨年五十二年は五十八名の死亡者を数え、重大災害も四件と逆戻りのまことに不本意な成績に終わりました。事由別に見ても、このうち頻発災害要因による死亡者は三十名で、五十一年の横すべりの状況にございます。
危険要素は多分にあるわけでございますが、それを官民一体の努力によりまして、この保安成績を維持しているものでございまして、今後さらに大いに努力するとともに、根本的な保安向上のための技術開発が必要であろうと考える次第でございます。 ところで、今後炭鉱が生きていく、出炭を続けてまいりますためには、先ほどから各参考人から御指摘のありましたように、深部へ移らざるを得ないという傾向がございます。
最近の保安成績は、もう御承知かと思いますが、昨年、四十九年の一月−十二月における死亡者数で言いまして五十七名、四十八年の六十三名からいたしますと六名減少しておるという、最少の記録を確立したということが言えるわけでありますが、残念ながらこの中には、昨年末における三井砂川のガス爆発が含まれております。
○西家説明員 当時監督署を設置いたしましたころは、たしか炭鉱の数等に特に重点を置いて設置したのだと思いますが、現状におきましては、確かに先生のおっしゃいますように、炭鉱の保安状況、保安成績、この点につきましても十分に考慮してやる必要があるかというふうに考える次第でございます。
なお、三池炭鉱全体の保安の問題でございますが、三十八年に大きな事故を起こしまして以来、逐次三池といたしましては少しずつ保安成績はよくはなっておるわけでございますが、ただ現在でも全国大手、中小平均をいたしましたものと比べますと、それよりは悪いような状態になっておりまして、私の考えといたしましては、三池炭鉱の保安状況は必ずしもまだよくないというふうに考えておる次第でございます。
○井上参考人 欧州保安調査団の報告書に書いてありますことはそのとおりでありまして、確かに欧州各国の保安成績はわが国に比べてはるかにすぐれております。それが、まずその第一の条件は自然条件だということもそのとおりであります。
この頻発災害を、これは非常に冒険ではありますけれども、かりに半分ぐらいにいたしますと、保安成績というものはかなり上がるわけであります。そこで、重大災害はむろんそうでございますけれども、このじみな頻発災害の防止ということにかなり力を入れなければならないんじゃないか。